本日、大前研一さんからお米が届きました。
長野県の佐久浅科村で、去年から依田さんという農家の方に助けていただきながらご自分で栽培されているお米です。五郎兵衛米(信州コシヒカリ)と言います。
(江戸時代、市川五朗兵衛という人物が、資材をなげうって苦労のすえ用水を作り、開鑿に着手し、以来ここで取れるお米を「五朗兵衛米」と呼ぶようになった。)
五郎兵衛米と言えば、デパートなんかでは10キロ、1万円前後で売られている超高級米です。その人気の要因は、粘りの強いこと。とくにやや冷めてからの粘りの豊かさには特筆すべきものがあり、非常に美味しいお米です。
その粘りの強さの秘密は、土壌にあるらしい。浅科村の土壌はコンバインの寿命が半分になるほどの強粘土質ため、肥料が流れにくく、たくさんの栄養が稲に行き届くということです。それで、おいしい米ができるのでしょう。
そして、標高700メートルの山間地形、寒暖差が激しい気候。日本有数の晴天率。そして、蓼科山から五郎兵衛用水により運ばれた清流などの条件が米作りにはとても適しているようです。湿度の少ないさわやかな気候により稲の大敵であるいもち病の心配がなく、農薬はほとんど使わずにすむそうです。
一緒に入っていたカードです。左が大前さん、右が依田さん。
カードには、
「放射能も検出されていません。台風にも集中豪雨にもめげず、佐久浅科村の五朗兵衛米は今年も豊作です!思いっきり日本一の新米を賞味してください。小作人、大前研一」
と書かれていました。
早速、炊き、晩ご飯に皆でいただきました。
大前さん、いつもありがとうございます。ごちそうさまでした!!
そういえば、店の米も今日から新米なのだ。
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