台風12号の影響で海がしけて、鮮魚の入荷が極端に減っていたが、台風の影響がまだこれからの日本海から来た鮮魚や魚屋の水槽にいかしてあったものなどを使って、どうにか材料を揃えることができた。ただし1点だけ除いて。刺身で使う背の青い魚(さんま、はまち、さばなど)がほしかったのだが、なさそうだったので、仕方なく養殖のシマアジを注文しておいた。養殖ものはやはり匂いも味もよくないので、自分で判断したことなのに、お客さんを裏切ることをしているとかなり気が引けていた。
そのあと、いつも生ウニを買う魚屋さんへ行ったら、なんと!天然のヒラマサがあるではないか!!
ヒラマサは、シマアジの代わりに使える背の青い魚である。しかし、シマアジがあまって大きなロスになる。が、すぐに買うことに決めた。これで気が引けることなく、料理を作ることができるようになった。
でも、土曜の朝にヒラマサがあるということは、おおしけの中を漁に出て行った勇敢な(もしかしたら無謀な(^^ゞ)漁師がいる、ということである。もしそれが誰だかわかるのであれば、お酒の一本も差し上げたい気持ちになった。
さて、日本の首相に野田佳彦さんがなった。内閣の顔ぶれを見ると、適材適所でやったとは言うが、「松下政経塾内閣」と言えそうだ。しかし、野田総理をはじめ、大前研一さんとコミュニケーションをとっているメンバーが主要閣僚の中で何人かいるので、もし大前さんのおっしゃっていることを一生懸命にやってくれれば、日本の未来も少しは明るくなるかもしれない。とは言っても、それはあくまでも長期的未来展望として、という前提がつく。安住淳財務相、古川元久国家戦略担当相らの顔ぶれから、やはり財政再建のための増税をやるつもりがうかがわれる。次の選挙まで2年という時間から考えても、震災復興とともに財政再建に注力する可能性もまったくはないとは言い切れない。なので、もしそうなれば、短期的には間違いなく景気は下向く。だから、商売をやっている人たちは、今からそうなったときのための準備をしておいたほうがよさそうな感じもする。
今回の代表選挙の最大の功労者は、前原さんです。前原さんが立候補したおかげで、票が割れ、もっとも最悪な海江田総理となることを完全に阻止することができた。そういう解説をマスコミもしろって言うの・・・
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