海江田経産相が、経済産業省事務次官、資源エネルギー庁長官、原子力安全・保安院長の3人を更迭した。
このニュース記事を読んで、海江田さんに人間としての良識がまだ残っていたんだと知って、ちょっとびっくりした。そして、おそらくこれが大臣としての花道になるのではないかという気もする。
経産省にとって東電は最高の天下り先の一つである。東北大震災の2ヶ月前、2011年1月に資源エネルギー庁長官だった石田徹が東電顧問に就任し た。(その後、辞任したが。)顧問ごときにはふさわしくない立派な部屋があてがわれ、美人秘書に運転手つきの黒塗りの高級車。しかも、かなりの額の交際費 があてがわれていた。
このような慣習が続く限り、経産省は国民よりも東電のほうが大事になるに決まっているし、東電の顔色をうかがいながら仕事をするに決まっている。それが人間の組織と言うものだろう。
今回、そこに鉄槌を下した。あっぱれな意思決定である。
いつもの「まぐろや」さんで買った大間産の本マグロ。この大きさで9キロぐらいあります。
この事務次官更迭って、ただの人事異動じゃないのか?
批判をそらすのと、部署を守りたい役人の思惑に乗っかっただけでしょう。海江田さんは!
あたかも凄いことをしたような会見は、
ちょっと白けた気がするのは、私だけか。
経産省を全く退官したなら、分かるけど!
(でも、多額の退職金は出るんでしょうけど・・)
投稿情報: 名無し | 2011/08/18 11:34
名無しさん、こんにちは。
このたびは、コメントをいただきまして、ありがとうございました。
経産省の暴露本を何冊かお書きになっている現役官僚の古賀茂明さんの本をいま読んでいる途中です。
更迭した本当のところは、おそらく名無しさんのおっしゃるとおりでしょう。組織の被害をいかにして最小限に抑えるか、その目的のために先手を打ったのかもしれませんね。
投稿情報: kyokamo | 2011/08/18 11:38