東電は、いつまで計画停電をするのだろう。
これまで電力会社は、料金を割引することによって、「オール電化」住宅を強力に推し進めてきた。その口車にのってオール電化にしてしまった人たちは、今になって失敗したと悔やんでいるのではないかと思うし、電気というものが、今の時代にあっていかになくてはならないものであるかということを今回の大震災で改めて感じた。
うちの店は、照明を電気、石油ランプ、アルコールランプの三種類。暖房をガス、炭、電気の三種類。調理場の火力は、ガス、電磁調理器、カセットボンベの三種類。これもすべて、何かあったときのために意識的に分散していたのだが、今回の震災のように長期間となると、ほとんどお手上げだ。それに備えるためには、発電機やプロパンガスのボンベがいる。
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株の世界のことわざに、「災害に売りなし」というのがある。震災の翌日、株が暴落したときは、絶好の買場であったと思う。円が76円をつけたときもそうだ。その原因は、おそらく、世界の投機家たちが円で日本の株を買いあさったからだろう。瞬間的にそう思ったので、すぐに銀行に電話して、かなりの額の円を香港ドルに換えたいので、本部に至急連絡して香港ドルを用意しておくようにって言ったら、当行は香港ドルを扱っていませんと言うではないか。前に香港ドルを香港に送金したときは、そんなこと、ぜんぜん言ってなかったぞ、おい。結局、株も為替も、絶対の確信があったのに、何も買えずに終わってしまいました。まだまだ修行が足りません。
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大前さんの解説です。今回、事態が事態だけに特別にユーチューブにアップされました。真実が知りたい方、非常にわかりやすく説明されていますので、ぜひどうぞ。
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