今日、炉心の温度が100度以下に下がったと東電の発表があった。しかし、これで原発の事故は徐々に収束に向かうと思ったら、大きな間違いである。
どういうことかというと、溶解または損傷した核燃料棒をこのままにしておくことはできないので、すべての(おそらくボロボロになった)核燃料棒をもっと安全な場所に移動し、炉心の内部をきれいに掃除しなければならないのですが、その際、放射能を巻き散らかすことなく、作業する人が被爆することなく、安全に移動させる方法は、現在の人類がもつ技術と知恵を総動員しても、ほとんど不可能と言ってもよいぐらいなんです。
もし、このまま安全な場所に移すことができないのならば、着の身着のまま非難された人たちは、もうほとんど永久に家に戻れなくなりますし、原発には、50年間、毎日水をかけ続けなければならなくなります。
つまり、今の状態が、今後50年間続くということです。
これは、東電も、マスコミも、原子力の専門家も、まだ発表していない事実なんです。
写真に写っているおじさんは、うちの店のマグロをいつも用意してくれている「まぐろや」の社長の荻原さんです。月に一回やるそうですので、よかったら買いに行ってやってください。皆様、ぜひ、ご協力を。
貝のお刺身の盛り合わせ。
せっかく写真に撮ったのに、盛り付けのバランスがいまいちでした。
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