究極の田んぼとは何か。それは、おそらく、耕さず、農薬もやらず、肥料もやらない田んぼのことではないだろうか。
耕さなくてもよいのなら、農作業の労力が大幅に削減される。農薬をやめれば、食べる人だけではなく、地球上のすべての命にとって安心な農作物になる。肥料をまかなくてもよいのなら、地球環境をこれ以上悪化させることがない。言い換えれば、もっともエコな農法だといえる。
まさに夢のような農業であるが、実際に実践している人たちがいるのだから驚く。岩澤信夫さんが率いる「日本不耕機栽培普及会」の方たちだ。耕さず、農薬も肥料も使わない米作りを実践されている。
自動車や家電では、エコな製品が大ブームになっている。エコに興味がなくとも、ガソリン代や電気代が助かるので、購入に踏み切る人はきっと大いはずだ。それが一転、農業ではエコなブームがまったく起こっていない。
自動車は、使わないことがもっともエコである。家電製品も、洗濯機と掃除機以外は、その気になれば、使わない生活をすることは簡単だ。
しかし、食べるものはそうはいかない。食べなければやがて死ぬ。
だから、食卓にのぼる食べ物をエコな物にする。これこそが文化人であり、もっともかっこうのよい生活のような気がするのだが、そんなことを考えている人は、一人もいないような気がする。
なんてこった・・・・・
連太郎に白衣のズボンをはかせてやった。(^^ゞ
コメント