こんにちは。京加茂オヤジです。
大間の本マグロ
去年と違って今年は捕れる数がかなり少ないらしい。値段も高く、去年の倍ほどする。 それでもドカーンと買ってきました。
マグロだってエサのあとを追うのだから、津軽海峡の周辺には、きっとエサが少ないのだろう。これも酷暑の影響か。。。
気仙沼の戻り鰹
大間の本マグロを、うちの店としては土日の二日間で使えきれないほど買ったというのに、豊浜屋で気仙沼のカツオの木箱入りを見たら、ついつい買ってしまった。今年になって初の入荷であったから、買わずにはおれなかったのだ。
このサトイモの葉っぱは、(他の店も早くから使っているので、)見飽きたというご意見もあるが、本来は中秋の名月、すなわち「芋名月」に使うものなのである。そういうことを知らないと頓珍漢な批判になる。日本料理を理解するには、素材のことはもちろんのこと、器や掛け軸まで、かなりの幅と奥行きが伴った教養がいる、ということを最近の人は知らない人が多い。そういう人は、うまいか、まずいか、それだけ。せっかく食べることに興味があり、それなりにお金も使っていると思うのに、料理の裏に秘めた文化を味わうことを知らない。これではもったいないと思う。
この器は、今年になって買ったもの。20年ぐらい前にこれと同じような皿を買ったのだが、欠けがひどくなり使えそうになくなったので、陶器屋に頼んで新しく作ってもらったのだが、あまりにもヘタなのでびっくりし、文句を言った皿。これではその陶器屋の信用がなくなる。商売は信用が大事。基本の基本。
デザート。
この器は、去年のナゴヤドームの陶器祭りで買ったもの。備前焼。かなり荒っぽい作りだが、コースの流れの中で雰囲気が変わるので、まぁ、ありかなと思っている。
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