あまりの暑さで、お座敷の冷房が効きにくくなっております。なにとぞ、ご了承のほど、お願い申し上げます。
ムラサキウニ。殻は円形で、トゲが長いのが特徴です。有名な下関のウニ加工品は、このウニをアルコール漬けしたものがほとんどです。トゲの短いバフンウニに比べると甘みが少ないが、磯の香りが高く、上品さがあるので、ムラサキウニを好む人も多い。
中身はこんな感じ。
暑いので、氷の器に載せてみた。
ミルガイ(海松貝)。正式名はみるくい(海松食)と言って、水管につく藻の一種「みる」を食べるように見えるからだといいます。主に水管を食用にしますが、非常に美味な貝です。アワビと並んで、夏の貝の両横綱と言ってもよいでしょう。しかし現在ではごく限られた場所で少量しか獲れない希少な貝になってしまいました。
大きさを表すために、隣にボールペンを置いてみました。これほど大きなものは、めったに手に入りません。普通の相場だとこれひとつで2500円ぐらいしますが、今回少しお値打ちに買えました。仕入れ値は1700円ぐらい。おそらくすし屋さんで食べたら、一貫2000円はくだらないでしょう。
8000円のコース料理のお刺身につけています。
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