若い人に限らず、すべての年代で、多くの人が自分の生き方を決めずに漠然と生きているような気がします。ぼくの場合は、たまたま高校を卒業するころに近所の大工の棟梁さんが、「つまるところ世の中に職業は二つしかない。それは“給料をもらう職業”と“給料を払う職業だ”。まずそれをどちらにするか決めろ!」と、なかば強引に脅されて、将来は飲食店をやるんだ、という目標を定めることが出来ました。だからというわけでもありませんが、やはり私たち大人が、「いかに生きるか!」を今の若い人たちに教えていく必要があると思います。
そうとは言っても、誰か他人から与えられた目的は、本来の目的ではありません。目的というのは自分で作るものなのです。たとえば、誰か優れた人を見て、自分もまたあのようになりたいと思う。あるいは、傑出した人のことを本などで読み、自分もその方向へ進みたいと思う。これが「志」をもつ第一歩です。
しかし、自分もまたあのようになりたいと強く願っても、自分が置かれた出発点とは環境が違うし、自分の性質や才能も違うため、はじめに願ったようにならないのが人生の常です。 でも、一生懸命に努力を続けているうちに、やがて自分なりの性癖があることに気がつきます。つまり“自分流の好み”が生じてきます。 じつは、この自分流の好みこそ、己の個性に合った本当の目的なのです。
そして、自分流を通してこそ、はじめて本当のやる気というか、元気が出るのですし、 心の奥底から湧き出る“自分流の志”を実現する心踊りは、なにものにも換えがたいとても大きな幸福感があると思います。
世の中の大多数の人は、自分では気がついていないかもしれませんが、親や先生、あるいは上司などの他人によって与えらた価値観で生きていると思います。そうした他人に与えられた価値観で生きてる人のことをボクは「家畜」と言っていますが、つまらない人生を送る人が多いような気がします。若い人たちは、このことを一度よく考えてみてほしいと思います。
知多半島であがったワタリガニ。
すべてカラから身をはずします。
今日、あぐりーもさんから届いた初ものの「青大きゅうり」。
これもあぐりーもさんのズツキーニです。これら以外に、今日も「花ズッキーニ」と「かぼちゃの花」と生食用のトマトのサンプルが届きました。いつもありがとうございます!
白ズイキ。7月のお椀に使う予定です。あくまでもまだ予定ですので、変更があるかも。
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