大前研一さんというのはどんな方なのか、知らない人も多いと思いますので、少し説明させていただきます。
まずお金の話から。マッキンゼー時代のコンサルタント料金が、半年で1億5千万円だったそうです。これほど高額な料金は、世界で一番だったらしい。1回の講演料も5万ドルで世界に4人しかいないとご本人様から直接聞いたことがある。ただしこれは外国での話しで、日本では250万円プラスもろもろの諸経費ぐらいの値段でやってくれるらしい。しかし、学生向けの講演と日本を良くするための仕事は、すべて無料!!
あの孫正義さんが率いるソフトバンクやアメリカのナイキの社外取締役をされていたこともあった。25年以上前にアサヒスーパードライの戦略も書いた。ドコモという会社を作ったのは大前さんだということを知る人は少ない。当時、リクルート事件の真っ最中で、NTT内の仕事のできる人たちの多くがパクられてしまったので、仕事をできないやつを集めて、苦労して作ったんだぞ、というお話をしてくれたことがありました。小泉さんに頼まれて、自民党のマニフェストを書いたこともあった。ミスター年金こと、長妻さんは、大前さんの一新塾の事務局長をしていた人です。モバゲーの南波智子社長は、マッキンゼー時代の部下。
アメリカのマサチューセッツ工科大学のボードメンバーで、UCLAの教授を1年だけしていたこともあります。過去の問題を教えているだけでは知的好奇心が満たされないので、つまんないからすぐやめたらしい。
台湾、マレーシアの国家アドバイザーなども務めた。中国では11の市から経済顧問の要請があり、現在大連市の経済顧問を務めている。
1994年のイギリスの経済誌「エコノミスト」にて、現代社会の5人の「グル(世界を動かす教祖)」に選ばれる。また、イギリスの新聞「ファイナンシャルタイムズ」の選ぶ「歴史上の経営書トップ50」にも著作が2冊選ばれた。(「マインド・オブ・ザ・ストラテジスト」と「ボーダレス・ワールド」)。ちなみに二冊選ばれているのは大前研一さんとピータードラッガー氏のみ。
現在67歳。
ボクが感じたお人なりは、真っ白なほど純粋で誠実。根が明るくてお話好き。
以上、頭に浮かんだのをざっと書いてみましたが、こんな感じのお方です。↓
そんな大前研一さんが主催する経営者の勉強会「名古屋向研会(2010年、4月発足)」が、ただいま会員を募集しています。(紹介者が必要ですが、向学心と大志さえあればたぶんよい。(^^ゞ )
最近のコメント