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2010/04/22

コメント

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id

酒は少し苦手なidです。

宮崎で酒といえば焼酎のことなので焼酎ばかり飲んでいた。飲み始めた頃の酒と相性が悪く、飲むと必ず頭が痛くなった等の理由で、酒とは疎遠になりました。

最近はたまに飲みます。
相性の悪い酒を呑むとクシャミがでます。

昨実は3人で1合を10種類いただきました。
お店のオヤジのオススメ。
どれがどうとは言えないのですが、それぞれ美味しかったですよ(^^)
http://www.totokichi.co.jp/sub3.html

aonami24

今日は、良い本にめぐり合われましたね。
穂積氏は特攻隊世代の方です。
1997年(H9)8月14日に72歳で亡くなられました。
土方さんがお店を始められ頃に出版され、評判が良く
6年後に再販されたのがこの<新編・・・・・>かと記憶します。
穂積氏の先生は文化勲章も授賞された坂口謹一郎氏で、
坂口氏の<日本の酒>は岩波新書で1960年代の啓蒙書として
よく読まれた本です。3年くらい前に岩波文庫に収録され、
歴史上の古典になりました。
今ではこの本を凌ぐ日本酒関係の啓蒙書は沢山あると思います。
そのうちの一つがお弟子さんの穂積氏の本かと思います。
坂口氏は19世紀の終りに生まれ、20世紀の終りに亡くなられました。
97歳でした。

酒を飲み始めて48年になりますが、飲み始めたころに
坂口氏の本や、穂積氏の見識にめぐり合い、今も日本酒中心に
懐具合に会う酒を探して飲んでいます。
お酒を飲み始めた若い人に一番の酒はと聞かれるのがつらいです。
味わいの好き嫌いは人それぞれです。
まともに造られた酒の中から自分で探すしかありません。

余談ですが俳優の穂積隆信さんは弟さんです。

元料理人

日本酒って奥が深いですね。
正直に告白しますが、私は日本酒の味が
まだ良く解りません。けっこう飲んでるハズですが(笑)
ところでこの天鯛、良い眼してますね。まだ活きているようです。

京加茂おやじ

idさん、こんにちは。

HPを拝見しました。すごい数の日本酒ですね。毎日浴びるように飲めますね。(^^ゞ

ここがうわさの行きつけのお店ですか?

京加茂おやじ

aonami24さん、こんにちは。

このたびは、ご丁寧にご教示いただき、誠にありがとうございました。

坂口謹一郎先生の本は、「坂口謹一郎酒学集成」の1と2を読みました。その中に「日本の酒」も収録されていたと思います。

穂積さんは、そのお弟子さんにあたる人だったんですね。論理的で、しかもなかなか気骨のある人だなぁーという印象です。なんでも徹底するたちなので、すべての本を取り寄せてみようと思っています。

まだはっきりとした日にちまでは決まっていませんが、6月に蔵元を招いて秋鹿酒造の日本酒の会をやりますので、もしよかったら、ご招待させてもらってもいいですか。

今後とも、ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

京加茂おやじ

元料理人さん、こんにちは。

コメントをありがとうございます。

利き酒は、それなりに勉強しないとだめですが、単に味だけなら、いろいろなお酒を飲んでいるうちにわかるようになりますよ。

さけのむぞう しょうぐんさま

穂積先生の…のまえに、ちょっと気になったことを。

紅真大根、長期保存で、それはすごいですね。最良の状態の根菜は、包丁が吸い込まれるように入るものという認識ですが、長期保存でそれは、保存管理がきわめて適切であった(この点が最重要ですね)としても種の防衛本能の強さというか、なかなかのレベルです。

穂積先生ですが、現在の日本酒、穂積先生がおられなければ全く違う状況になっていたはずです。昨今話題となっている、生産量の少ない蔵は、穂積先生がおられなければ、すでに存在しなかったはず。
地酒ブームの黎明期から、情報がほとんど無かった時代に正確に情報を発信されることにより、啓蒙されたということは多くの方がご存じだと思いますが、私は、技術屋の良心の視点で、(立場上、大手にやや不公正な、ネガティブな視点をとられておりましたが)バランスのよい発言をこころがけておられたのがすばらしいと思います。

液化仕込みを無下に否定しない(私は、液化仕込みで仕込まれている商品の多くに対しては否定的ですが、技術に対しては肯定的です)、そしてウレタンの問題の提起(現在、低精米の純米を出している多くのところは、本当に反省して欲しい)…。

さけのむぞう しょうぐんさま

追加ですが、穂積先生の本は、すべてを取り寄せる必要はありません。
「新編・日本酒のすべてがわかる本」は、過去の「酒学入門」他の集大成です。この一冊で、大体よいでしょう。

穂積先生の日本酒関係で、(入手可能という前提で)あえてもう一冊ならば、同じく健友館 刊の「ほろ酔いの美学」です。
これは、やや情報として古いのですが、酒の楽しい飲み方の入門書として、穂積先生の懐の深さを感じさせる本です。
その二冊を読めば、大体穂積先生の考え方はわかると思います。

京加茂おやじ

さけのむぞう しょうぐんさま、こんにちは。

紅真大根のほかに、「ミラノかぶら」や「ラデッシュ」も同時に保存しましたが、両者とも一月ぐらいでスが入り、使えなくなりました。保存温度は1度くらいです。

穂積先生の生き方は、完全に反体制的ですね。それはすぐにわかりました。日本人は、長いものに巻かれろ的な人が多いので、こういう方は貴重な存在だと思います。

ウレタン問題について書かれているところは読みました。同じように低精米は、もう買えないと思いましたし、現在の酒造メーカーはどのように考えているのか、気になりました。

自分自身が飲む分には、自分の責任ですからまだいいと思うんですが、売るということを考えた場合、知った以上は売ってはならない!と強く思いました。

京加茂おやじ

さけのむぞう しょうぐんさま、こんにちは。

同じく健友館 刊の「ほろ酔いの美学」です。

たびたびご教示いただき、本当にありがとうございます。まずはアマゾンで探してみます。

さけのむぞう しょうぐんさま

ウレタン問題ですが、実はこれ、私のHPでも過去に触れました。評論家ぶった方とかが、低精米の純米酒を評価していた場合、そうした方の評価を二段階格下げしました。該当記事は

http://sakenomuzo.ld.infoseek.co.jp/newkarakuti.html
【無添加ワインは、添加ワインより安全か? その1】(2006年11月3日)と【その2】あたりですね。

低精米の純米酒は、尿素非生成の酵母が日本醸造協会から乾燥酵母の形で一定種類頒布されているので、それを利用するのが筋なのですが、なぜか利用していないところが多い。それを海外に輸出して、検査で引っかかると、日本酒の輸出・海外進出に致命的なダメージを与えることになるのが、わかっていない馬鹿な中小の蔵が多すぎます(去年だったか、豪州でもちょっと問題になっていたと記憶)。純米の料理酒にしても、疑問があるところが多い。

余談ですが、あ×開さんの料理酒は、京都の菊×井のMさんも推奨されていますが、こちらは大丈夫です(というか、営業を通して問い合わせをしたら、あちらの技術陣からどこからそんな面倒な質問がきたのかと営業氏が言われて、鮭野さんだと返答したらなるほどと喜んでいたという噂があります)。ただ、蒸しの関係他から、思ったほど伸びないので、料理には普通に飲む酒を私は使っています。

さけのむぞう しょうぐんさま

追記になりますが、上記の記事の上の方、読み方によっては京加茂さんからすればネガティブな記事になりますが、書く際に、紹介のされかたがおかしい、という前提のもとに当時、ものしていると付記しておきます。
おやじ様は、純粋な方だと思います。目標に向けて直線を辿ることはなかなか難しいのですが、螺旋階段を上り続けておられると。そして、どうもその螺旋階段の方向が、同じベクトルを向いているのではないか、というのが、現在の私の印象。がんばってください。

京加茂おやじ

さけのむぞう しょうぐんさま、こんにちは。

このウレタン問題、じつはボクにとっては、たいへん大きな収穫でした。ボクの父親は、毎日ヤカンで酒を温めていたほど大酒飲みだったのですが、食堂ガンで54で死にました。その父親の兄弟も、飲酒量に比例してガンで若死にしています。

その原因のすべてをウレタンだとは断定することはできないにしても、原因のひとつにはなっているような感触を持ちました。

特にうちの父親の場合は、ガスの直火にヤカンですから相当ウレタンが発生していたのではないかと・・・・

料理酒は、特に気をつけないといけませんね。低精米が当たり前でしょうし、料理によっては火にさらされている時間も長いですから、それだけウレタンが大量に発生しているかもしれません。

京加茂おやじ

さけのむぞう しょうぐんさま、こんにちは。

どうもその螺旋階段の方向が、同じベクトルを向いているのではないか、というのが、現在の私の印象。がんばってください。

ありがとうございます。ボクも同じような感じがしております。

ところで、5月24日(月曜)に京都のほうへ参るのですが、これまでいろいろご指導いただいたお礼も兼ねて、一度お会いさせていただくことはできないでしょうか。月曜なので、日中は無理でしょうか。ご指定の場所へ参じます。

さけのむぞう しょうぐんさま

 多忙な故、ご無沙汰しておりました。
 まずは24日ですが、月曜は帰宅がそもそも遅い(普段もそうなのですが)ので、残念ですが
お目にかかれません。京都の方にいらっしゃるのでしたらば、直接メールをいただければ、
知り合いの面白い酒屋さん(そこでは年に二本くらいしか購入しませんが)を紹介いたします。

 御尊父の件ですが、癌の場合は遺伝的要因もありますが、飲酒の負の面としては、食道癌ですと副流煙の問題がありそうな気がします。自分で喫煙しなくとも、一緒に飲んでいる方がたばこ
を吸っていた場合は、その副流煙を吸い込み、アルコールがその浸透を助けるので、癌のリスクがきわめて高まります。

 京都の、それなりに有名な所でも、料理酒とかひどいものを使っているところが多いです。素材にそれなりにこだわっているのに、料理酒が粗悪なものとか使用していると口にしてわかると、ひどく残念な気がしますね。助言を求められた場合、最低限でも福光屋さんのパックのものを使え(微妙に癖が出るかも)と指導していますが…。

京加茂おやじ

さけのむぞう しょうぐんさま 、こんにちは。

お返事をどうもありがとうございます。

そうですか。残念です。でも、いつの日か、お会いできますことを楽しみにしております。

その日は、ご推奨の酒販店にも、ぜひとも行ってみたいのですが、さけのむぞう様にお会いできないのなら、陶器屋めぐりに専念したいと思います。

確かに、調味料の類全般に言えることですが、あまり関心を払わない人が、まだまだいると思います。特に料理酒は、質よりも安ければいいという風潮がいまだに残っているように思います。

先日、教えていただいた「風神」、「雷神」ですが、結構お客さんに評判がいいようです。とくに60代ぐらいの方には、好みの嗜好のツボにはまるような感じですので、ご紹介いただきまして、本当にありがとうございました。

同じ常きげんの純米酒「キス・オブ・ファイアー」もよく売れています。あの独特な瓶の形もあって、女性の方に人気があります。

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