ラグビー日本代表は16日、世界ランク1位のニュージーランドと対戦し、7対83で大敗した。
ジャパンは、トンガ、カナダ戦に備えて、主力10人を温存して挑んだんだから、そんなの当たり前だのクラッカー。(古い)ようするに、捨て試合だったということ。
ワールドカップ2勝を目指すカーワンヘッドコーチは、ニュージーランド戦を捨てて、トンガとカナダで確実に勝つことを選択したけど、個人的には、ベストメンバーでの試合を見たかった。
また、オールブラックスに対してベストメンバーを組んで、胸を借りるんだという謙虚な姿勢を見られなかったことにもちょっぴり残念であった。なぜなら、ジョン・カーワンヘッドコーチは就任以来、ミーティングで「武士道」の素晴らしさを説いてきた。選手に武士道を問い、自身も武士道を極めるために精進していたからだ。大会前にカーワンヘッドは、「もう、武士道をことさらに言わなくても、選手自身に染みついているから大丈夫」とまで語っていたのに・・・・
「我、太平洋の架け橋とならん」。名著「武士道」を著した国際人・新渡戸稲造の志である。その魂をしっかりと受け継ぎ、すべての試合にベストを尽くしてほしかったような気がします。
最近のコメント